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DTM・シンセキーボード講師 大屋岳志 DEMO Movie vol.3 ~ROLANDシンセの音色から生まれたダンスミュージック②SuperSaw~

こんにちは、金曜日と土曜日に梅田店で稼働しています。DTMとシンセキーボードの講師の大屋岳志です!DEMO Movieのブログ第3弾です!

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5月はみなさんいかがお過ごしでしたか?
僕は今月もライブ演奏があり、準備やリハーサルに忙しく過ごしてしました。

22日はピアニストのMaiteaさんにお誘いいただきMaitea SONIC4というイベントに参加してきました。
素晴らしいミュージシャンのみなさんと演奏でき、リハーサルから本番までとても幸せな時間でした♪
はじめましてのメンバーも多かったのですが、音楽を通して急速に仲良くなれてしまうのは本当に楽しいですね。
フォトグラファーの井野めぐみさんが撮影してくださった写真がこちら!


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ドラムは島村楽器イオンモールりんくう泉南店の橋爪先生でした♪


さて、今回も前回に引き続きRolandシンセサイザーの音色について書きます。
今回取り上げるのは、Trance、EDMの定番音色SuperSawという音色です。

初期のアナログシンセにはSaw という音色を搭載しているものが多くありました。日本語では鋸歯状波やノコギリ波と呼んだりしますが、
文字通り、シンセサイザーオシレーターと呼ばれる音の波形を生み出す部分から、下の図の様なノコギリのような形の波形を作り、音声信号に変換して
アンプスピーカーに出力する音色です。

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シンセサイザーで作るsaw波形は、物を叩いたり、を引っかいたりして音を出すアコースティック楽器と違い、整った規則正しい波形を作れますが、
波形や倍音構成が複雑ではないのでアコースティック楽器のような音の広がりや分厚さはあまり感じられない音色になります。

そこで、同じsawの音色を複数同時に鳴らして、それぞれをわざと微妙に音程をずらして、音 の広がりを出すという手法が生まれました。
アナログシンセでこれをやろうとすると、重ねたい音色の数だけオシレーター回路が必要になってくるのですが、
1990年代中ごろになると、アナログシンセの内部構造をデジタル回路で制限する技術が発達したため、デジタル回路の中で非常にたくさんのオシレーター
saw音色を発音させて、それぞれの音程チューニングを微妙にずらした状態をシュミレートできるようになりました。

1996年にRolandが発売したJP-8000にはこの機能を使ったSuperSawという音色を搭載、シンセサイザーによる規則正しく整頓された波形でありながら空間の広がりを
イメージさせる分厚い音色は宇宙空間をイメージさせるような近未来的な響きで、tranceやEDM といったジャンルの誕生に必要不可欠だったのではないでしょうか。

では、動画でSuperSawの音色を聴いてください!
同じ演奏を①通常のsawの音色②Super Saw音色③Super Sawのバリエーション音色でDelay、Reaverbのエフェクトをかけて、、、の順に音色を変えて演奏しています。

空間の広がりを表現したい音色なのでDelayやReverbといった空間系のエフェクターとも相性がいいです

当時前後していろんなシンセにこの音色は搭載されていったようですが、JP-8000のSuperSawが多くのアーティストに多用されたため、
今でもsawを複数鳴らして音程チューニングをずらした音色はSuper Saw系音色と呼ばれています。

ではトラックにのせて、Rolandの現行機種GAIA SH-01のSuperSaw音色による演奏をご覧ください!

前半のような細かいリズムパターンもよく演奏されますが、後半のような付点4分音符中心のリズムで演奏される事もよくあります。

また、この動画のように鍵盤をリアルタイムで演奏するのもいいですが、アルペジエイターと呼ばれる自動演奏機能と組み合わせて使われる事も多いです。
鍵盤でおさえた和音に従って、機械的に正確なリズムで高速のフレーズが自動演奏されていきます。

自分で演奏したりDAWソフトの画面上にプログラミングした場合では思いつかないようなフレーズが出来上がる事も多くオススメです!

Rolandの最新機種はもちろん、いろんなメーカーの楽器にSuperSaw系音色やアルペジエイター機能は搭載されているのでぜひ使ってみてください!

SuperSaw系音色が搭載されている、または自分で作成できるオススメ機種

ハードウェア
Roland JD-XA
Roland JD-Xi
Roland FA-06/FA-08
Roland GAIA SH-01
Roland SYSTEM-1
YAMAHA MONTAGE
YAMAHA MOTIF XF
YAMAHA MOXF
ACCESS VIRUS TI2 POLAR

ソフトウェア
Native Instruments Massive (Komplete10に収録)

Cubase Pro8.5付属のHALION SONIC SE2にもSuperSaw系音色が入っています。


他の機種でも音色名に”Supersaw"や"saw""Trance"といったワードが入っている音色を探すと見つかるかもしれません!
SuperSaw音色の作り方、使い方のコツも体験レッスンで取り扱っていますので、ぜひお待ちしています。

動画back tarck使用機材
Steinberg Cubase Pro 7.5
Arturia SPARK Vintage Drums Mashines
Native Instruments Battery 4
Native Instruments Machine 2
Spectrasonics TRILIAN
Arturia Analog Laboratory
Roland GAIA SH-01


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