島村楽器 梅田ロフト店 シマブロ

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ペダルボードは芸術だ。~さとうのエフェクター構築うんちく~ Part.2 「電源とノイズ」


こんにちは!お久しぶりの方はお久しぶりです!


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梅田店のスタッフの佐藤です!






最近ひざをすこし曲げると「コきっ」と音がするのが悩みのさとうです。

何ででしょうか、、、
知ってる方がいたら教えて下さい、、、






と思ってたんですが意外にひざ鳴らすのが楽しくすっかり膝がおもちゃ
になってしまいました笑

凄くパーカッシヴでございます。
よかったらさとうの膝でも鳴らしに来てください笑






さて、今回もひざのシステムはさっぱりですが、エフェクターたちを動かす
大事な部分「電源」について、またそれにかかわる「ノイズ」のお話を
つらつらと書いていきましょう、、、







え!前回まだ見てないヨ!という方はこちらから!

umeda.shimablo.com





電源(パワー)とノイズ




電源はエフェクターを動かす上で欠かせないもので、
またノイズの原因ともなる部分であります!






前回もお話させていただいたように、蛍光灯(ライブハウスの照明)からだったり、

壁から取る電源であっても発電所からすこし遠い場所だとまれに波形が乱れてノイズ

をよんだり、もっというと都会であったりするとあちこちのビルで電気や照明を使うの

で昼間と真夜中だとまたノイズの量が違ったりする(なので夜中にレコーディングなど

される方も少なくはないみたいですネ!)ぐらい電源というのはシビアな部門であります。








そんな電源ですが、きちんと理解して使ってあげればもちろんノイズも少なく
ストレスフリーで演奏ができます。







まずそのためにはどこからノイズの影響を受けているのか、どこが原因になっている
のかを知る必要があります!







では挙げられる例としていくつかご紹介してゆきますね!






サーっとなるヤーツー





ギターアンプスピーカーから「サーッ」と聞こえるタイプのノイズ







この部類のノイズは、ゲイン(歪の量や入力値)が高すぎる、または
コンプレッションやダイナミクス系のエフェクト量が多いことが原因ですネ!








とても簡単に言うと、、、





エフェクター掛けすぎ!!



ということになります(笑)
エフェクターはとても頼りになる素晴らしい機材ですが、掛けすぎはやはり
ノイズの原因になったり、ニュアンスを損なってしまったりするので、
上手く付き合ってあげなければいけませんね!







もちろん各エフェクターでノイズが出やすいものや出にくいもの、
同じ音量でもセッティング一つでノイズの大きさは変わってきます。
ここは実際に音を出してみて確認してみてくださいネ!




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もちろん掛けまくって新しいサウンドを作るのも大切なお付き合いです!(笑)




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そしてなによりこのノイズはエフェクターが増えれば増えるほど
大きなものになっていきます。








なので、たくさんのエフェクターをつなぐプレイヤーの方には、操作性の面でも
そうですが、音質劣化やノイズを最低限に抑えるという意味でもスイッチャー
の導入をおすすめしています、、、!






私が個人的におすすめするスイッチャーはこちら

メーカー 型名 価格(税込)
Providence PEC 04 ¥31,320

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定番にして必要にして十分な機能性、音質ともに抜群の4ループスイッチャー
4ループのみセパレートループになっているので、アンプのチャンネルも同時に
できます。バッファインとノーマルインプットと選べるので必要に応じて好み
のルーティングが可能です!







メーカー 型名 価格(税込)
BOSS ES-5 ¥47,520


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高音質かつ初心者の方でもわかりやすい直観的な操作が可能なモデルです。
スイッチャーってややこしそうでちょっとなァ、、、という方にもおすすめ。







これらを使用することで、必要最低限のルーティングでエフェクターを使用できますので
ノイズも少なくエフェクターを使用できます!




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ブーンとなるノイズ






ギターアンプスピーカーから「ぶーん」となるタイプのノイズ








この分類のノイズは、今回のテーマでもある電源関係や配線関係が原因でなるタイプの
ノイズで、よく「ハムノイズ」だとか名前で呼ばれています。








このぶーん具合というか、なり方というのも大阪と東京ではちがうぶーんなんです。
なぜかというとですね、小学校の授業(遠い記憶)を思い出してください、、、








このハムノイズなのですが特性として電源の影響でなってしまうノイズなので、
電源の周波数(平たくいうと音程でもあります!)が反映されます。








現在の電源の周波数は関西では60Hz、関東では50Hz(これです!)となってますので
それぞれ聞こえ方がちがうんですね~(^ ^)面白い!







※440Hz = A(ラ)の音とされてます







で、これらのハムノイズですが何が原因なのか、といいますと、、、、






許容電流を超えてしまっている
同じ電源アダプターからアナログエフェクターとデジタルエフェクターを供給している
グランドループが大きすぎる



と、ざっくりとですがこれらが考えられます。









あと「気合が足りない」というのもよく原因といわれますが(ません)

気合を入れすぎた結果、手汗等でや電装やプラグが汚れてしまってかえって

ノイズが増えるかもしれませんので、気合はそこそこにしておきましょう(名推理)








テキトーな感じに聞こえますがこれも本当で、こまめにシールドコネクタなども

クロス等でふき取ってあげるとギター、ベース本体の電装に汚れが付きにくいので

ノイズ対策にもつながります(笑)お試しあれです!








それでは、それぞれの原因がどのようにしてノイズを引き起こしているのか、、、
というところを見ていきましょう!!






許容電流





許容電流というのは、簡単に言いますとそのアダプターだったり一つの出力だったりが、
どれくらいの量の仕事を抱えられるかという数値のことです!






アダプターの仕様表などを見ると書いてありますね!







一般的にはA(アンペア)と書かれます!
ですのでこの数字が大きければ大きいほどたくさんのエフェクターを動かせる!
ということになります。







一般的な歪エフェクターなどは大体10~30程度(ものにもよりますが、、、)mA、
また空間系エフェクターなどピンからきりで、100mAやものによっては3A(3000mA)
などなど様々です。







これもエフェクターの仕様表に書いてありますので、チェックするべきですね!







でこれらの合計がアダプターの許容範囲を下回らないとノイズになったり誤作動を
起こしてしまったりと、大変なことになってしまいます。








気をつけるべき点ですね!








同じ電源アダプターからアナログエフェクターとデジタルエフェクターを供給している






これも厳密にいってしまうとNGです!
例えば、デジタルディレイとアナログの歪エフェクターを同じアダプターから分岐線など
で電源をとる。ということですね!








なぜこれがノイズにつながるのかといいますと、、、

電源アダプターから出た電気は、一度エフェクターにはいります。
そしてその後また出て行ってアダプターにもどっていくんですね!








ここでアナログとデジタルの違いがでてくるのですが、、、
デジタルは非常に大きい電力を必要としますので、アナログエフェクターなどの電気の帰り方
とは違うものなんです!
なのでアナログエフェクターへの電気の行ったり来たりを荒らしてしまうことがあります!
よくあるのが、タップテンポ付きのデジタルディレイのLEDがひかるたびにノイズになる、、、
などの事例があります。



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ですのでこれらを避けるためにもデジタルとアナログは別のアダプターを使ってあげる
ということが大事になってくるわけですね!



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グランドループが大きすぎる




グランドループ、というのは配線してゆくとできるもので簡単にいうと、シールド
ケーブル等でできた「輪っか」のことです。



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これが実は一番やっかいなヤーツーでして、、、
こいつがボード上にあるとラジオのアンテナと同じ役割をしてくれます。(迷惑)








1つ2つなどなら気にならないレベルかとは思われますが、たくさんのエフェクター
特にスイッチャーを使っているとそれは次第に大きくなっていきます、、、








これを解決するにはなるべく小さいループにするためにシールドどうしをくっつけて
あげるというのが解決策の一つです。








また電源となるパワーサプライの中でもアイソレート(分離)されたものを選んで
あげると、グランドループはなくなっちゃいます!









つまりアイソレートされたパワーサプライというのはそれぞれが1つのアダプター
のようにほかの電源に影響されずに出力できるということになります!











ちなみにこのタイプのパワーサプライを用意してあげると、先ほど書きました、
デジタルとアナログが混合されることで生まれるノイズも別々の系統になるので
解決されます!うーん万能!また書いてて自分が欲しくりましたww










ただデメリットはパワーサプライそのものが大きくなってしまう、ということですね。
ボードに合わせたパワーサプライを選ばれることをおすすめします。!





そんなパワーサプライの中でも、特に選ばれてるのがコレ!



メーカー 型名 価格(税込)
Voodoo Rab PadalPower2Plus ¥32,400


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プロギタリストのボードには必ず見るこれ!やはり大容量&安定のサプライです!









最後に、、、




さてさて、いかがだったでしょうか?







もう自分のボードを触ってるそこのあなた!(笑)最高ですよ!100点!(大満足)

とこういう風に少し工夫してあげると、改善できる場所がこんなにもたくさん!









やはり、少しのノイズでも大きな会場になるとそれも目立ってしまいます、、、
せっかくの演奏がもったいない!いい音でプレイしたい!というのは全プレイヤーの願いですよネ!








ほんとごく微量のことではありますが、ここを突き詰めていく先にいい音が待ってる
んじゃないかな??と私は日々思っております、、、







もしご相談等々ございましたら”さとう”までどうぞ☆

では!またよかったら梅田ロフト店に遊びに来て下さいネ!








※このほかにも様々な説や色々なやりかたがあるので、今回ご紹介したのはほんの一部です!
みなさんも色々試してみてくださいね!

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