島村楽器 梅田ロフト店 シマブロ

島村楽器 梅田ロフト店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

福山のちょっと「イイこと」教えます~弦交換エレキ編~

みなさんこんにちは!
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(なんか変な写真になっちゃいました・・・。)

あったかくなってきたなーと思ったら、いや、全然寒いやん!
これが三寒四温ですなー、なんて思いながら服装に困ってます、ベース担当の福山です。
今月はSalyuTOTOのライブに行ってきましたよー。とっても感動でございました。
レポすると、それだけでブログが終わっちゃいそうなので今日は割愛します。いやー、それにしてもよかった。
そして月末にはロシアワールドカップの予選が・・・。なかなか充実したひと月になりそうです。

前回更新したアコギの交換編が意外にも好評だったようで、多くの方にご覧いただけて嬉しい限りです!
まだの方はぜひこちらからどうぞ! 
umeda.shimablo.com

そして前回予告しておりましたが、今回はエレキギター編に参りたいと思います!
実は交換自体はエレキの方が簡単なんですが、その後のうんにゃらかんにゃらの調整がちょっとめんどくさいですよね。
なので、今日は交換のみに絞ってお届けしたいと思います。調整編はまた別の機会にやらせていただこうかなと。
ギターは一番ポピュラーなストラトタイプで行います。
今回も写真ぎっしりでお届けしますねー。

更に詳しい内容を知りたい方は、ぜひこちらのDVDをご覧下さい。
store.shimamura.co.jp
(今回ご紹介するのは当社での基準になります。メーカーやビルダーさんそれぞれに哲学や理念がありますので、一概に正しいだとか間違っているだとかの問題ではありません。ただ、なにも知らない状態よりかは必ずよくなります!)

用意する物

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用ニッパー・ペグワインダー・オイル・ポリッシュ・クロス(保護用、仕上げ用、オイル用、ポリッシュ用)・ボックスレンチ・プラスドライバー・純正アーム

ニッパーは一般的なものだと刃こぼれしてしまいますので、金属OKなものを。
クロスは4枚用意しましょう。

最初は楽器の保護から

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ストラトタイプの場合はシンクロナイズド・トレモロ、通称シンクロのブリッジがほとんどです。
アームを使用することによりピッチを上げたり下げたりできますが、つまりそれはブリッジ自体が動くということ。
一気にの張力がなくなると、ボディに傷を付けてしまう可能性がありますので、を緩める前に一旦アームでブリッジを浮かしてから間にクロスをはさんでおきます。
たまにドライバーを突っ込んでアーム代わりにされる方がいらっしゃいますが、これは絶対NGです!
なかのネジ穴を傷つけてしまいますので、必ず純正のアームで行ってください。

を外していきます

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ペグワインダーでをデュルンデュルンに緩め、12フレット付近でパチンと切ります。
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チューニングしたままだとがパンッといっちゃいましてかなり危険です!目や手を怪我しないようにね!
ペグ側が取れたら、残りはボディの裏からゆっくり抜いていきましょう。

ネジの増し締め

ここ大切!
ネジの増し締めをしてあげましょう。基本的にネジは使ってると緩んでくるもの。
増し締めをすることにより紛失を防ぐことができ、音を引き締まってきます。
ドライバーのサイズは要注意!サイズが合っていないとネジ穴がバカになっちゃいますからね。
回す力は優しくでいきましょう。締めすぎると木材にめり込んでしまうので、緩んでいたら軽く締めなおすぐらいの感覚でOKです。
アコギに比べて、エレキギターは締める場所が多いですがひとつずついきますよー。

まずは見落としがちなストリングリテイナーから。忘れやすいので注意です!
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続いてボディ側に参りましょう。こちらはピックガードから。
この時サドルのネジやピックアップの高さ調節ネジは触らないように注意して下さい。
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ピックアップセレクターのネジも・・・
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そのままジャックプレートもいきます。
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そしてストラップピン。
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ひっくり返してペグ裏ネジ。
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ジョイントプレート。
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バックパネルで終了です。
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クリーニング

指板にはオイルを塗っていきますが塗りすぎ注意!
クロスに1、2滴垂らすだけで十分です。
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また、普段拭きにくいピックアップ周りやブリッジ周りはこのタイミングで綺麗にしておきましょう。

を張る前に

それではいよいよを張っていきます!
が、その前にを良い状態で張れるようにちょっとひと手間!

だいたいはこのようぐるぐる巻きにしてパッケージされてます。
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これをクロスで2、3回伸ばしてねじれをとりましょう。
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これだけで、を張ったときのチューニングの精度がぐんと上がります。

それでは張っていきます

ストラトタイプはボディ裏からを通していきます。
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一度ペグまで持ってきたあと、先ほどと同じ要領でブリッジ側からのねじれをとるようにしましょう。
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ピンと張った状態で、ナット部分のを持ち、下の距離分だけ戻していきます。
これはアコギと同じでOKです!

1・2 ナットから3フレット分
3・4 ナットから2フレット分
5・6 ナットから1.5フレット分


これを
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こんな感じで!
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先をねじれをとった状態で真っ直ぐに保ったままペグの穴に押し込みます。
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で、そのままぐいっと垂直に折ります。
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そのまま巻いていきますが、半周分はをねじれないように指で支えながら巻いていきましょう。
あれだけねじれをとったのに、ここでねじれてしまっては意味がありません!
半周巻けたら、ぐいと引っ張ってがっちり癖をつけちゃいます。
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あとはこのままペグワインダーで下に向けて巻いていきます。

無事に張れたら最後に

全てのが終わったら仕上げです。
日頃の感謝の気持ちを込めてピカピカに磨き上げましょう!
綺麗に保ってあげるのも大切な愛情表現ですからね。
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これであなたも交換マスター

さてさて、いかがでしたでしょうか?
やっぱり写真て難しい・・・。
でも動画もちょっと恥ずかしい・・・。
とりあえずはこんな感じでいきたいと思います。

気になることや、わからないことがあれば是非直接訊きに来てくださいねー!


ご不明な点、島村楽器梅田ロフト店ギターシニアアドバイザー福山まで。
次回は意外と知らないクラシックギター編の予定です!
それではまたお会いしましょう!!

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