島村楽器 梅田ロフト店 シマブロ

島村楽器 梅田ロフト店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

久保の、微々たるものですが  ~2いじり目~ テールピースいじり

みなさんこんにちは~!!^^梅田ロフト店ギター担当の久保です。
前回から始まりました企画「久保の、微々たるものですが」、略して”くぼびび”
今回からシマブロに移りました!
今回も、やろうと思わないけど、やってみた結果がどうなるか気になる
微妙な点をくすぐっていきます。

第二回目の議題はコチラ。

レスポールのテールピースの高さを変えると、サウンド、もしくは何かが変わるのか?

現在、ほとんどのレスポールモデルに搭載されているブリッジ、チューン・O・マチック。
ですが初期のレスポールには搭載されていませんでした。
ここで、すこ~しだけレスポールのブリッジについてお話しますね。

レスポールの生まれ年は1952年ですが、チューン・O・マチックが導入されたのは実は1954年後期あたりから。
初期のレスポールのブリッジはこんな感じでした。

トラピーズブリッジ

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1952年~1953年までのレスポールに搭載されていたブリッジです。
ボディ下部から伸びた金属のバーがブリッジ部の役割を果たし、サドル部もブリッジと一体化している構造。
見た目はなかなか渋いのですが、今となっては扱い辛い部分も多く、
オクターブチューニングの微調整ができない
②構造上ブリッジミュートがやりにくい
という意見も少なくありませんでした。
(当時ブリッジミュート奏法が広まっていたのかどうか解りません。ブリッジミュートの苦言は後世の人達の意見かもしれません。)

ストップテールピース

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そんな不満を解消すべく、1953年後期からようやくこのブリッジがレスポールに搭載されます。
いわゆるストップテールピースというやつです。
スタッドブリッジとも呼ばれるようです。
このブリッジの採用により、サステインが飛躍的に向上したため、
レスポールユーザーは少し不満から開放されました。
が、未だに残った不満はレスポールユーザーを付き纏っていました。
(オクターブチューニングに関しては、テールピース両端にイモネジが着いているものでしたら、完璧には難しいですが可能です。)

チューン・O・マチック

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そしてきました1954年後期、遂に今回のくぼびびでフューチャーするブリッジの登場です。
そうですチューン・O・マチック。
これの登場で非常に細かなオクターブチューニングが可能になり、
演奏性の向上に一役買ったわけですね~。
ついでに言うとブリッジミュートも非常に手軽に出来るようになりました。

と、レスポールのブリッジにも色々あります。
細かく分けるとまだ種類があるのですが、今回はここまでに留めておきますね。
本題からは反れましたがすこーしだけ小話でした。
ちなみに今回のいじりはチューン・O・マチックのブリッジの
レスポールでないと試せませんのでご注意くださいね。

では本題ですよ~。

今回の使用機材はコチラ。

ギター

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メーカー 型名 価格(税込)
History 中古SH-LSV/FM(BLK) ¥159,400

このギター、梅田店の売りである中古カスタム商品で、
島村楽器でしか入手できない”Jimmy Wallace"というピックアップに載せかえられています。
詳しくはコチラ

ギターケーブル

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メーカー 型名 価格(税込)
History HPS-3R/SS ¥6,372

島村楽器のオリジナルケーブルですね。素直な良いサウンドで、検証機材にぴったりです。

アンプ

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メーカー 型名 価格(税込)
Marshall JVM 210H ¥197,424

レスポールに繋ぐ時は久保は大方マーシャルです。
ちなみにアンプのセッティングはこんな感じ。
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はじめる前に注意事項がございます。

今お持ちのギターの音がお気に入りという方は、今からやる実験はオススメできません。一度変えてしまうと梅田ロフト店では元に戻せません。ご了承ください。

では行ってみましょー!
ヘッドフォンorイヤフォン装着推奨です!

ごめんなさい、今回は動画の数が少なめです・・・。
色々取り比べたのですが、あまり高さの差が小さいと、
動画上ではサウンドの差が認識しにくいため、
わかりやすい様動画本数を少なく致しました。

ギターの高は全て個人的に弾き易いセッティングの1.9mmで揃えました。

それからテールピースの高さを変える説明をする際、最初サドルとテールピース間の角度を計り、
角度別にいじり具合をご説明しようかと思ったのですが、角度を図る術がなく、
ボディトップとテールピースまでの高さを載せてご説明するに至りました。。。
なんで高さやねん!、と思われた方、ごめんなさい・・・。
どうか暖かい気持ちでお願い致します。

それでは、どうぞ~。

まずはコチラ。

【テールピース高さ"0mm"】

youtu.be
まずはベタ付けセッティング。
あんまりこのセッティングで弾いてらっしゃる方、いないかもしれませんね。
今回はこの音を基準に、今からご紹介する動画のサウンドを比較してみてください。

【テールピース高さ"3mm"】

続いて、テールピース高さ"3mm"です。
youtu.be
サウンドが少し、、、明るくなった・・・?
加えて音抜けも良くなったように聞こえます。
ちなみに、
ボディのを通す穴からサドルまでの進入角度でのテンション感が変わるというお話良く聞きますよね。
最初はサウンドの変化から、テンションも変わってる?という風に感じました。
が、よくよく弾き倒してみると、テンションが変わったという感覚は薄れていきました。
ですが、サウンドは明確に変わっています。
テンション感に関しては引き続き見て行きましょう。

【テールピース高さ"5mm"】

続いては5mm。
youtu.be
んーん、さらに抜けてきましたねぇ。
そしてブリッジミュート時のザクザク感も増してきたように感じます。
テンション感は・・・、
んー、やっぱり変わらず。
厳密に言うとにまつわるパーツをいじっているので、少しは変わっているのかもしれませんが、
久保のスペックでは感知できませんでした。
加えて、物理学の観点から見ると、テールピースの高さを変えても、
サドルに働く力は変わるものの、の張力(サドルからみてヘッド方向に働く力)は変わらないそうです。

考察

今回からこの項目を増やしました。
以上のいじりをふまえて、テールピースの高さ(サドルまでのの進入角度)でサウンドは変わる
ということが分かりました。

では何故変わるのか?
ここにはさきほどちょろっと触れた物理学のお話も絡んできます。

先ほど、「サドルに働く力は変わる」とお話しましたが、ここが重要なようです。

テールピースの高さを低めから高めに変えた場合で考えて見ましょう。
文字にまとめるのが難しいですが、こんな感じです。


テールピースの高さを"低め"から"高め"を上げる

からサドルに加わる力が変わる(正確に言うとサドルへの力の働きが"弱く"なる。

最初と比べてがサドルに"弱く"固定される

弱く固定されると、を弾いた時のの揺れ幅が少し広くなる。

"低め"の時と比べて、"高め"の方がサウンドに多く倍音が含まれるようになる。

歪ませてコードを弾いた時、余分な倍音が含まれるようになるため、"音が抜けて"聞こえるようになる。

こんな感じでしょうか!
倍音という言葉が出て来ましたが、これが結構ギターのサウンドに大きく関わってきています。
久保も全ては理解していませんし、まだまだ勉強中なのですが、
この倍音成分、正確には余分な倍音が増えると、
聞いた時にふくよかなサウンドに感じたり、
耳に届き易い抜ける音に感じたりするようです。

今回述べている内容が全て正しいとは思いません。
あくまで久保が弾いてみた印象を元に考えをまとめました。
他のタイプのブリッジでいじってみると、また違った印象になるかもしれませんね。

と、いうことで既に散々述べて来ましたが、結論!

テールピースの高さで音は激的に変わる!!

これ、動画で聞き比べると伝わらない部分あると思いますが、
実際に弾いていただくと、サウンドの変化にビックリします・・・笑
ここで自分の好きなサウンドに自由に調整できるようになると、
自分の理想とするサウンドにグッと近づくことが出来そうですねぇ。

最後に大事なことなのでもう一度。

今お持ちのギターの音がお気に入りという方は、今からやる実験はオススメできません。一度変えてしまうと梅田ロフト店では元に戻せません。ご了承ください。

以上、第2回、久保の、微々たるものですが、でした~!
第3回目も読んで下さいね~~^^


この記事をお読みの方、こんなことやってほしい!という議題がありましたら、コメントください。]]可能な内容であれば、アイデアを頂くかもしれません。

この記事を書いたのはこのスタッフ

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ギター担当やってます、久保です。
顔がいけすかない感じに映っています。すみません。
これから宜しくお願い致しますm(_ _)m

これから定期的に更新していきますので、皆様お気に入り登録宜しくお願い致します~^^それでは!サヨナラ~!!

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